全身からの生体フィードバックをみる フィシオエナジェテックの施術では、生体フィードバックによるホリステックな身体評価法『AR反射(ヴァン・アッシェ方式)』が用いられます。 写真のように横になって両手を挙げた状態で行うことがメインです。 その他にも、座って行う、手を下に下げ流、うつ伏せで手を後ろ手にまわして行う、などの方法があります。 (このうちどの体勢もとれない場合は、特別なサロゲーションというテクニックを使ってみることができます) マーゴット医師によるテストの様子を、こちらの動画で見ることができます。 この身体評価方法『AR反射(ヴァン・アッシェ方式)』を使って、身体のアンバランスの原因を探すために「反射」を調べてゆくのです。仰向けになり、ニュートラルな状態では両腕は同じ長さになっています(そうでない場合は特別な対処を行います)。 身体へ質問をなげかけるためには、ある刺激 (や条件)を与えてみます。 その刺激を身体が受け付けない(NOの答え)なら、その反応として、すぐに両腕に長さに変化が現れます。「腕の長さが違ってくる反応」は、実は全身に繋がっている筋肉 連鎖が、ストレスに対して緊張反応として現れた状態です。 このこの腕の長さの変化は、身体の片側に筋肉連鎖の収縮があらわれた結果です。このリアクションをアーム・レングス・リフレックス(腕の長さの反射反応)もしくは短縮してAR反応 と呼びます。 一見、腕の長さを観察しているように見えますが、そうではありません。施術者は、『全身』の筋肉のフィードバックをみているのです。 どのようなことをみていくか!?は、その先生の専門性によるところも大きいです。いくつかの例をあげてみます。 ◉機能障害や痛みの範囲の原因を特定する。 ◉内臓の投影範囲を限局化する。 ◉反射区や指圧ポイントの限局化(どの部位かを限定する)。 ◉物質や病因などのアンプルを利用してテストする ◉吸飲、経口、皮膚を通して入ってくる毒物の特定。 ◉症例的にアレルゲンになりうる物質の特定。 ◉思考形態(精神状態)の特定。 ◉身体の不快な症状の原因となっている、感情の特定。 ◉歯科における噛み合わせ位置。 ◉歯科材料に対する患者のアレルゲン検査。 ◉獣医師による動物の為の薬やレメディーの選択、原因特定。 その他、多数の利用方法があります。 フィシオエナジェティックを取り入れることで、さまざまな自然療法を提供するための明白な手順を見つけることができます。本人にとって最も必要な療法を、最良のタイミングで提供することを可能にします。