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Seminar-テクニック概要

フィシオエナジェティックの技術を習得したい・学びたい方
のためのセミナー情報や、概要についてのページです。
(専門家向けの記事です)

(「月刊手技療法」に投稿した記事より抜粋)

■□■日本国民の真の健康を取り戻す■□■

オーストリアに所在する『ウィーン・スクール・オブ・オステオパシー』のカリキュラムの一つである『フィシオエナジェティック』の講習会は、毎年東京で開催されております。オーストリア以外にも、ドイツ、アメリカ、スペイン、ロシア、チリ、ベネズエラ、ブラジル、メキシコなど世界各地で、フィシオエナジェティックが広まっており、開発者であるラフェル・ヴァン・アッシェD.O.も、毎年大学が夏休みの間に、ワールドツアーをして数カ国に散らばる生徒達の指導にあたっておられます。

この革新的なホリステック・キネシオロジーを日本で受講できるようになって6年余りたちますが、毎年受講される先生方の数が増加しているのは、オーストリアから来日する講師より直々に学ぶことができ、技術や知識だけではなく毎年最新の医療研究結果やホリステック医療についての情報を得ることもできるからといえます。参加者は鍼灸師、オステオパシー、カイロや整体などの治療家をはじめ医師、獣医師、歯科医師、ホメオパス、アロマセラピストなどに多岐にわたっています。

『フィシオエナジェティック』は、一つの症状のみに注目するのではなく、人間を全人的にとらえて診査してゆくホリスティックなキネシオロジーです。キネシオロジー検査においては『正確さ』が最重要事項になりますが、フィシオエナジェティックの大きな特徴の一つに“前準備テスト”というものがあります。

現代社会のように環境汚染や食の悪化や心理ストレスに加えて電磁波など問題の多い時代には、慢性病(慢性症状)を抱える人が多くなっているため、実際に患者さんが抱える主訴について身体を調べた時に、ウソの答えを出してきたり、慢性病の原因を隔離して“無いもの”として答えを出してきたりすることがあるのです。そのため「本当に正しい答えが出せる身体かどうか?」を先ず調べ、正しい答えを出せる身体に治療してから本題の主訴に入る、というステップを必ずとります。

これを“前準備テスト(プレテスト)”と呼びますが、この段階ですでにかなりの改善が見られます。的確に改善に導くための大切なステップですので、基礎クラスでご紹介し、その後も各レベルのクラスで何度も繰り返し勉強してゆくようになります。ヴァン・アッシェD.O.によると、40年間フィシオエナジェティックを行ってきて、前準備テストでひっかかる人は当初ほとんどいなかったそうです。慢性病や慢性症状を抱えた人が増えてきた近年では多くの方がこの段階のテストでひっかかります。

また、別の重要な特徴としては、どこから手をつけてゆけば良いのか?治療の“優先順位”を明白にしてゆくことができる点です。簡単な例をあげると、体内毒素が蓄積し続けてキャパシティーを超えてしまったために、感情の解放ができず、そのせいで手技療法を施しても効果が出ない場合などです。この例では、フィシオエナジェティック検査によって、まずは解毒、次に感情の問題の治療をしてから身体構造の治療をする、という患者の身体が求める治療の順序を導きだしてゆく事が可能です。個々の身体が求める優先順位に従って安全な治療法を患者に対して助言することができるのが、大きな特徴となっています。

フィシオエナジェテックでは「腕長反射テスト;ARテスト(Arm Length)」を使い検査を進めてゆきます。この筋肉テスト法では、文字通り左右の腕の長さの違いを見ますが、これは腕のみを診ているのではなく全身の筋肉連鎖の反応の表れの指標としています。具体的なやり方は、まず患者さんに仰臥位になってもらいます。手首関節や手のひらを強く握ってしまうとAR反応に影響が出てしまうことがあるので、少し上部を軽く握りそっと両腕を上に伸ばしてゆきます。

もともと物理的に腕の長さが違う人と、ストレスによって身体の片側の筋肉連鎖が収縮している事による腕の長さの違いは、特殊なテスト法によって見分ける事ができます。この方法を使うと、検査中に患者さんが答えを意識し過ぎないので正確な答えを得られます。また、検査が長時間に及んだ場合にも、患者さんが疲れにくいのが特徴です。肩が上がらない方や仰臥位の体勢をとることが難しい患者さんには、座って両腕を前に出しAR検査を行うこともできます。

フィシオエナジェテックの受講クラスは、基礎を含めて全部で6種類あり、全て受講すると“人間構造における全てのレベル”の病理知識を会得し、症状の原因を的確にするための正しい検査技術をそれぞれの構造レベルにおいて使うことができるようになります。人間構造における全レベルというのは、(1)身体構(2)心理精・(3)インフォメーション(神経伝達,脳機能、経絡)・(4)チャクラオーラ・(5)生体化学物質(毒素、栄養素、ホルモンなど全て)での検査と治療という意味になります。

このように、人間をあらゆる角度からまるごと捉えるので、患者さんの症状の裏に隠れた本当の原因がわかり、現在の症状における複雑に絡んだ糸を解きほぐす術となるため、各種専門家にとって強い味方となります。

検査法だけでなく、それぞれの人間構造のレベルにおける治療法についても各クラスで会得することができます。また、受講される先生方がすでにお持ちのさまざまな知識や技術を組み合わせて「まずこの治療から行い次ぎはこれ」など優先順位を身体に尋ねて、治療の効果をより高めてゆくことに活用できます

(「月刊手技療法」に投稿した記事より抜粋)